アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の背景

近年、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎を始めとするアレルギー疾患、自己免疫疾患が増えています。

  

これらは、何らかの原因で免疫が間違って自己に対して働いてしまう疾患です。

 

アトピー性皮膚炎の西洋医学での薬は、大きく分けて抗アレルギー剤と、ステロイドに代表される免疫抑制剤があります。

 

ドライスキンに対しては保湿剤、状況により外用の抗生剤などを使う事もあります。

 

ステロイドの問題点の一つは、外用剤での皮膚萎縮や易感染性が有名ですが、内服や外用剤の長期使用により副腎機能が低下し、副腎皮質ホルモンを作る能力に影響する事が懸念されています。

 

(半年以上使用されている場合で、皮膚が弱くなった、最近疲れやすくなった、という症状がある場合考えて見て下さい。)

 

また、長期利用の難治性の方の中には、そういったホルモンを作る能力が元々弱いので中々ステロイドが止めれない、という事があるかもしれません。

 

もし、その様な事が起こっていたとしても、現在の保険医療の中では対処の方法がなく、少しずつ体の不調が増えて、他の科を受診されている方も多いかもしれません。

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そして、アレルギー疾患の中でもアトピー性皮膚炎は、環境的な要因に左右される事が多いので、色々と注意が必要です。

 

一方で、熱心な親御さんの中には、衣食住に注意し過ぎて、お子様が「キレイな川にしか住めない魚」の様になっている場合もあります。

 

 お子さんを思う愛情やお気持ちは大変よく分かるのですが、その様な場合は、体を丈夫にして衣食住に多少の問題があっても発症しない様にする、という方法もあります。

 

アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が病院の治療を受けても治らない、という事は、体質虚弱、という事になりますから、体質や環境を改善せずに放置していると、年齢が上がると共に、他の疾病を発症してしまう事もあると思います。

 

 軽度のアトピー性皮膚炎の段階で、入院したり、仕事ができなくなったり、という事はありませんが、体が弱っている、という事は確かですので、早く体質、環境を改善をする事をお勧めします。

 

漢方薬が得意な事

東洋医学でのアレルギー体質は五臓の、肺・脾・腎に虚弱があると考えます。

 

副腎皮質ホルモンをつくる能力や体の丈夫さは、腎に関係しています。

 

また、腸や皮膚からアレルゲンが侵入してアレルギーが発症しますので、脾や肺を丈夫にする事も大切です。

 

 

 一生懸命、努力されても治らない場合は、五臓の肺・脾・腎に問題がないか、も考えてみて下さい。

漢方薬は五臓を健康にして体質を改善する事が得意です。

 

そして、アトピー性皮膚炎は、漢方薬での体質改善の他、スキンケアや衣食住のアドバイスが大変重要になってきます。

そういった所をしっかりアドバイスしてくれる漢方薬局をお探し下さい。

 

 

 (正しい漢方薬を服用する、という前提条件があります。詳しくはこちらのブログで➜https://ameblo.jp/kampo-yakkyoku/entry-12673480706.html)

アベ薬局 漢方店で出来る事plant_hatomugi.png

 

・漢方体質診断により、病気の原因がわかり、何をすれば良いか?が明確になります。

 

 ・薬膳などの食事療法は、アレルギー、食べ物の好き嫌いを聞き提案しております。

 

・皮膚がデリケートな方に対応したスキンケア商品もご用意しております。

 

・ステロイドの長期連用の方は治療も長くかかりますので、ご予算内で無理のない提案をしています。

 

・ステロイドの長期使用の副作用(皮膚の萎縮や細菌感染、副腎皮質疲労)問題にも対応します。

 

★免疫系疾患のページもご覧ください→免疫系疾患  - アベ薬局 (abeyakkyoku.com)