婦人科系疾患
婦人科系の疾患は、女性にとって人生を大きく左右する場合も多くあります。
子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症はどれも、将来、不妊症、不育症に関わってくる疾患です。
また、年齢が上がるに従い、段々と疲れた女性の体に、上記疾患や更年期障害などの体調不良も現れ、がんが発症しやすい年齢にもなります。
そうはいっても、子育てやローンなどで、家事に仕事にと体の酷使を続き、心身ともに休まらない方も多くみえます。
西洋医学の薬のほとんどは対症療法になりますので、医薬品を服用している間に自分自身で回復する事になりますが、忙しい日々の中では困難で、医薬品の服用を止めれないまま、副作用に悩む方もみえます。
副作用がなく体質改善を、という事で当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散と、この辺りの漢方を服用されている方も多いと思います。
しかし、ここで注意していただきたい事は、漢方治療の一番大切な部分は体質の把握(専門用語で証といいます)と養生にある、という事です。
ご自分の体質に合っていない漢方薬を服用されて、体調を崩されている方が結構みえますので注意が必要です。
他に、虚実挾雑、といいまして体質の把握が難しく、1種類の漢方薬では治らない方も多くみえます。
その様な方が、1種類の漢方薬を飲み続ければ、本人の気が付かない場所での不調が起こる事もあります。
最近では、インターネットやライン上で体質診断を出来るツールもありますが、そちらで間違った漢方薬を飲み続けている方もみえますから、やはり対面で体質診断に時間をかけて下さる所にご相談下さいね。
(詳しくはこちらをご覧ください。→その漢方薬、大丈夫?診断が大切な訳<弁証論治> | 健康応援! 漢方・薬膳・サプリ★裏~表情報 (ameblo.jp) )
また、婦人科系疾患は飲食物や生活習慣とも深いかかわりがあります。
疾患や体質によっては飲食しない方が良いものが多くあります。
毎日、健康の為に服用しているサプリメントやハーブがその疾患を悪化させているものだった、というケースもあります。
そういったネガティブな情報はインターネット上にはあまり上がってきませんし、体質に関する情報は、そもそも、漢方の体質診断ができる所(弁証)でないと提供できません。
他に不妊や、婦人科系の問題はストレスが原因の事もあります。
まずは何が問題か?から解決しないと手術をしたとしても再発の可能性も出てきます。
ぜひ、ご来店の上ご相談下さいませ。
漢方で治せる症状が何か、養生でどこまで良くなるか、がわかるだけでも、気持ちが楽になると思います。
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