パニック障害
パニック障害の背景
パニック障害では、突然訪れる強い恐怖、動悸、めまい、呼吸困難(パニック発作)に襲われます。
そして、発作が起きたとき困るような場所にはいたくない(広場恐怖)、また発作が起きるのではないか(予期不安)と心配になり通常の生活がおくれなくなります。
そして2次的に、うつ病を引き起こす場合もあります。
そんなパニック障害、西洋医学での治療法は、薬物療法と精神療法になりますが、なかなか良くならず悩んでいう方も多い疾患の一つです。
この疾患の問題点の一つは、使える薬物のバリエーションが少ない事にあると思います。
抗うつ薬と抗不安薬が使われますが、この2つが効かなくても他に良い薬もないので、投与され続けている場合もあるようです。
また、抗不安薬は、効果がある場合が多いですが、数か月服用して減薬できない場合は、なにか他の方法も考える事をおすすめします。
精神科の薬は脳を健康にする薬ではありません。
どちらかというと、長期連用で問題があるものが多いので、長期化や薬物の量や数が増えるようでしたら、積極的に薬以外の方法もとりいれましょう。
そして、薬物以外の方法となりますと、精神療法があげられますが、こちらもやっているクリニックが少ない事と、忙しくて体調不良よりパニック発作をおこしてしまった、という患者さんからみると敷居が高い感じになっています。
そして、そもそも、脳からくる問題ではなく、体の異常からくる問題で2次的に、動悸、息切れを起こしパニックになってみえる方も少なくはありません。
そういった方々が適切な診断なしで、パニック発作の治療を受け続け、薬の副作用でさらに体調が悪くなる、というパターンもよくあります。
パニック発作で治らず困ってみえる方は、まずこの赤文字の文章の2点をよく考えて下さい。
漢方薬の得意な事
パニック発作の漢方的な対処方はバリエーションが多い事が最大の利点です。
通常の漢方薬は体を丈夫にして、二次的に脳の機能を上げよう、といったものが多くなります。
精神的な事以外に、体の不調も感じている方には漢方薬は良く効きます。
体質によっては漢方薬で早く良くなりますので、お困りの方はぜひご相談下さい。
(正しい漢方薬を服用する、という前提条件があります。詳しくはこちらのブログで➜その漢方薬、大丈夫?診断が大切な訳<弁証論治> | 健康応援! 漢方・薬膳・サプリ★裏~表情報 (ameblo.jp)
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