免疫系疾患

東洋医学で免疫系に関わる五臓は、肺、脾、腎です。

 

その中でも腎が一番重要な五臓となりますが、それ以外にも様々な五臓が関連して、病気は発病します。

 

 

アレルギー(アトピー、花粉症、ぜんそくなど)、自己免疫疾患(乾癬、甲状腺機能亢進症・低下症、リウマチなど)は免疫の過剰が原因です。

 

がんは免疫の低下が主な原因ですが、表裏一体で、ともに「腎」の弱りが大きい原因の一つです。

 

 

現代医療の治療法はこちらを健康にする為に働きかけるものではありません。

 

 

アレルギーや自己免疫疾患に対しては過剰を抑えるもの、がんに対しては、がん細胞を取り除いたり、攻撃するものが中心となります。

 

 

最近では免疫チェックポイント阻害薬、という薬もでてきましたが、免疫を健康にする、という医薬品ではありません。

免疫に対してかかるブレーキを阻害してがん細胞を攻撃する医薬品ですので、免疫の過剰によって起こる副作用もあり、重篤な場合は副作用に対する治療が必要となります。

 

また、ホルモンに関する疾患はホルモンのバランスをみて、不足分や過剰分に対して投薬されます。

 

ですが、こちらもそこの臓器が健康になるための薬ではありませんので、副作用に悩みながら治療を続けている方も少なくはありません。

 

 

アレルギーや自己免疫疾患をお持ちの方は免疫の過剰、が原因ですので、感染症やがんにはなりずらい体質、となります。

 

ですが、先ほど記述した様に表裏一体の腎の弱りですので、突然、がんなどの免疫の低下の病気にかかる方もみえます。

 

 

アレルギー、自己免疫疾患、がん、どちらにしても五臓が弱った病気であることは間違いない事実です。

 

 

標準的な現代医療で治らない場合は、体質改善や生活習慣の改善も大切です。

 

漢方薬やサプリメントも役に立つアイテムとなりますが、医薬品との飲み合わせ、そもそも体質に合うかどうかなど、ぜひ専門家からのアドバイスの上ご利用下さい。

 

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