周期調節法とは

病院での不妊治療は、ざっくりと説明しますと、卵子と精子の出会い方の改善と並行して、不妊の原因を探し、手術などが必要な場合は処置をする、ホルモンの数値などが悪ければ補う、そしてステップアップする場合は、様々な処置後、採卵した卵子と精子の受精のサポートをする、という流れです。

 

また、最近では保険適応にもなり、金銭的な理由で回数が受けれない、という事は回避できる様になりましたが、一元化される事により妊娠率は下がるのでは、という事も懸念されています。

 

 

一方、漢方薬での不妊への対応は一言でいうと、卵子と母体を健康にする、という事です。(男性側が服用すると精子と共に健康になります)

 

こちらは古典的ではありますが、弱いものは淘汰される、という大自然の法則の中で、自分自身を健康にするという事は第一に考えて頂きたい事です。

 

 

その中でも、周期調節法は、西洋医学の生理周期のメカニズムと中医学の考え方を組み合わせた、優れた方法です。

 

また、母体の健康度が高くなくても、ありとあらゆる方法を使い妊娠に導く西洋医学と、母体を健康にする事により妊娠ができる体に導く漢方療法は、お互いの欠点を補うとても相性が良い療法となります。

 

 

周期調節法は月経期、低温期、排卵期、高温期の4つの周期に合わせて漢方薬を考える為、手間暇もかかりその分料金が高くなる傾向にありますが、単一に漢方薬を服用するより早く基礎体温が整います。

 kisotaion_miru.png

料金が高くなるもう一つの理由は、不妊の原因が高齢や疲労などの体の虚弱の場合、体を健康にする為に必要な漢方薬が沢山いるからです。

 

漢方代は掛けるほど健康度が上がりますので、妊娠率も上がる、という事があります。

 

不妊専門に対応している漢方薬局では最低でも3万円はかかると言われております。

 

 

それでも妊娠は100%ではありませんので悩ましい点ですが、サプリメントや温活、ツボ押しなど、に比べ(また、サプリメントは上限がありますので、沢山服用したらその分妊娠率が上がる訳ではありませんし、子宮が炎症傾向にある方は温活が逆効果にある事もあります)臓器へのアプローチは優れ、何よりも健康になりますので、特に、下記にあてはまる方は、周期調節法をご検討いただき、早い利用をおすすめします。(年齢が上がる程、漢方薬が多く必要な為)

 

 1. 33歳以上で不妊治療を始める方。

 2. 不妊治療の検査で数値が良くなかった方。

 3. ステップアップしても中々妊娠しない方。

 4.不育症の方。

 5. 持病をお持ちのかた。生理痛、生理不順、排卵、子宮、卵巣に問題のある方。

 6. 健康なお子さんを望まれる方。

 7. 妊娠前後の健康を維持したい方。

 8. 不妊治療の副作用で辛い方。

 9. 基礎体温に乱れがある方。

 10. より自然な方法で妊娠を望まれる方。

 11. 仕事が忙しくて不妊治療対応のクリニックになかなか行けない方。

 

当店ではご予算はご都合に合わせて承っております。